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親が笑うと子も笑う~2015年 GW 活動序章~

最近、親子間同士のトラブルが非常に多くニュースにとりあげられて、心が痛みますね(;_;)

今回の細く長くT4らしさ満載の活動を通して代表が感じたことは本当にたくさんあるのですが。

削ぎ落として削ぎ落として、ただ単にシンプルにアコースティックにしたら何が残るんだろう?と、削ぎ落としてみたら。

タイトルのことが残りました。


親が笑うと子も笑う


これって、時代を問わず普遍的なことなのですが。

もちろん、場所、年代、災害が起きた地域か否かも関係ないです。

だから、みんながみんな、このことの大切さや尊さを今一度「あー、そーだよね♪」と想いめぐらせてみるのもいいのかなーって感じています。


親が笑わない


忙しさに疲弊しすぎていたり。

やりきれないことがあって、ため息をついたり難しい顔ばかりしていたり。

子ども相手だから、適当に流行りのお笑いや音楽、体操をやってればいいやーなんてしていると、実は猫背になっていたり、眼差しが子どもに向いていなくて子どもが逆に大人に気を遣ったり。

お買い物の帰り道、子どもはママと手を繋いで歌を歌いながら歩きたいだけなのに。

何がそんなに大切なのか、ママはスマホを血眼になっていじっていて、子どもが泣きわめいて歩くのを止めたり、車道に出たりしているのさえ気付かず。

車にプップーと鳴らされて、やっと血眼スマホから顔をあげたママは、子どもをひっぱたき怒鳴りつける。

子どもは、もっと泣きわめき。。。


どれだけ疲弊していても、スマホ血眼にならないといけない大至急の事が起きようと、やりきれない辛さでどん底にいようとも。

子が素直に純粋に笑えるようになるには、親が笑うこと。

逆の話をよく聞きます。


子どもの笑顔に、自分もパワーをもらい、癒されました


それは違うんですね(あ、代表が幼稚園教諭1種の資格者でして)、それじゃ、大人失格なんですね。


子どもたちは、親や大人たちの不安やイライラ、雑な態度に本当に敏感で、それらが乗り移ってしまうことも間々あります。

そういったことを感じても自分の気持ちを上手く言葉に現して伝える力も少ないです。

だから。

忙しさに疲弊している

やりきれない辛いことがあって落ち込んでいる

ことは、いくら小さいお子さんにでも、目を見て言葉で伝えてあげておくほうがいいようにも感じます。

そして。

自分のストレス解消法を見つけたり。

周り…お友達はもちろんのこと、かかりつけの病院の看護師さん、美容室の美容師さん、薬局のベテラン薬剤師さんは、お話の聞き役がとても上手☆…に相談して辛さをひとりで溜め込まず。

身内や知人の訃報や学校の大至急の件以外はスマホ血眼にならずに。

お買い物の帰り道、子どもと手を繋いで歌を歌いながら歩いてみてくださいね♪


ということが、2015年GWのT4活動の総まとめです。


本当は。


親が笑うと子も笑う

子が笑うと親も笑う


が、ベストなんですよね。

ちょっと難しい話になりますが。


復興途中の町では、まだ「子が笑うと親も笑う」にまで到達出来ていない場面にも少なからず多からず出逢います。

30代以前~40代の働き盛りの方々は、震災当初、お家や仕事を失わずに済んだ方々もいらっしゃいます。

じゃあ、そういった方々は、何も被災しなかったのか?と問われるとノーなんですね。


この仕事があるだけ、命があるだけ、自分は幸せなのだから不安や不満を口にしてはいけない。

こんな状況の中で、この仕事を続けることに何の意味があるのか?と悩んだり。

仕事をしていないと、身内や知人が亡くなったことを思い出して辛くてどうしようもないから、馬車馬のように仕事をしているだけだったり。

働き続けられた若い世代&ミドル世代の方々は、ボランティアと話をしたりする機会がほとんどなく、震災から5年目を過ごしています。

若い世代&ミドル世代の方々も、ここにきて疲弊が大きくなってきました。

理由は。


目上の方々や高齢の方々が、若い世代&ミドル世代からの発案に対してノー回答ばかりで返されること


若いのだから…震災から4年以上、目上の方々たちからも言われ、自分たちが何とかして町を立ち直らせていかなきゃ!と不安や不満を口にせずやってきて。

いよいよ新しい町づくりについて発案してみたらば。

目上の方々や、高齢の方々から却下され続けてしまう。

小さな町だけではなく、比較的規模の大きな町でも起こっていることです。

なんですかね、2014年のT4の活動も細く長くまとめて、よぉく検証してみると。


復興計画



震災前から課題として存在していた高齢の方々の雇用創出や高齢の方々の生きがいづくり



ごちゃまぜにしている感は否めないのですね。

東北3県の新しい町づくりや夢と希望のある雇用創出が、高齢の方々のために偏っていて、各地域の地場の若い世代&ミドル世代の方々は非常に息苦しい。

モチベーションを維持し続けられるのだろうか。

(東北以外の県から流入した若い世代の課題は、また全く別のお話になるため、触れません)

10年後を見据えると、やはり、各地域の地場の若い世代&ミドル世代の方々が、各地域を経済他で引っ張っていくことになります。

震災前からの高齢の方々の雇用創出や高齢の方々の生きがいづくりという課題は、もちろん大切で進めていかないといけないのですが。

各地域の新しい町づくり計画が、それ一色になってしまうのは、なんだか違うよねと感じます。

各地域の地場の若い世代&ミドル世代の方々の発案も、新しい町づくり計画に取り入れてみて。


バランスのよい新しい町づくり

バランスのよい高齢の方々と若い世代&ミドル世代の交流から生まれる笑顔

親が笑うと子も笑う

子が笑うと親も笑う


になっていくことを切に願ってやみません。

まぁ、もちろん、高齢の方々の人工が圧倒的に高くなってきていて、高齢の方々の特徴として「仕事を含めた環境の変化に弱い(あまり大きな変化があると認知症他疾患が一気に進行する場合もあります)→今までと同じでよい」というものがあるため、人数が高齢の方々より圧倒的に少い若い世代&ミドル世代の発案は、却下されがちな日本ですけれども。

頭ごなしに却下ではなく、目上の方々や高齢の方々が、若い世代&ミドル世代の話を聞いてくれる機会が増えることを、心から祈っています。
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