2013年T4始動~まずは哀悼から~

震災支援個人ボランティア TEAM 4 U 2013年度が始動いたしました。

いつもお世話になっている宮城県地区の仮設住宅やいちご農園さんを始め、いろんな出会いがある中で。

やはり、いつもの


どうすれば良くなるんだろう


は尽きず、もどかしかったり悔しい想いもしたりしながらの幕開けとなりました。

もちろん、楽しい笑顔や、ほっこり♪もたくさんありましたー!

今回は、この街に入るのが初めてさんメンバーはいなかったのですが。

またもや、代表ありさの思いつきで(笑)。


沿岸部を回ってみよう


と始まりました(^_^;)


写真や動画でおさめようかと思ったのですが、さすがにバタバタ慌ただしかったので。

細かいところは、他のメンバーが様子を活動報告と一緒に綴ってくれることでしょう!?


海に近いこの小学校は、復興遺構として遺すのかなーと感じてはいますが。。。

あ、こちらの小学校では、これだけの被害に遭いながらも、避難を落ち着いて行ったため、被害を受けた方はいらっしゃらず、それが街の方々の誇りなんだそうです!!!


この小学校のお隣には、しばらく前までお墓がありました。

津波被害の為、墓石が倒れたり壊れたりと非常に過酷な現実の中、辛い気持ちに打ち勝って、お花を手向けに来ていらっしゃる方々も多かったんですね。


あれ!? お墓がない!?!?!?

しかも、なんだかすごく綺麗に整備され始めていました。

どうしたんだろうねとメンバーたちと衝撃を受けながら、車を降りてみることにすると。





なるほどーーー。


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でも、やはり、先祖代々のご遺骨やお墓がどうなったのかがとても気になりました。

すると、百年碑を統括されているお寺のご住職さまが偶然にもいらっしゃり。

お話をお聞きしてみました。


もう、ここでは何も出来ないので(津波被害に遭った土地には住宅なども建てることは出来ないんですね)、お墓は移設するしかなかったので移設しました

元々、浜のこの一帯には、多くの住宅などが建ち並び、電車も走って駅もあって賑わっていました

震災から2年目を迎える2013年3月11日を目標に、この百年碑を建てることとなりました



お忙しい中、ご住職が教えてくださいました。

海を愛し、海の見えるお墓で先祖代々・・・が、移設するしなかったとなれば、肩を落とされた方々もいらっしゃったでしょうし、あの日の辛かったことを思い出すこの地に足を運ばずにお墓を守っていくことが出来ることに安堵された方々もいらっしゃったことでしょう。

お墓を移設された方々や、浜一帯で被害に遭われた方々に向けて、一同、黙祷を捧げてきました。


素敵な百年碑だけを目にしたら、もちろん、前進していることを強く感じます。

じゃ、それでいいのか???と聞かれたら、わたしたちは「違う」と言います。

それと背中合わせにして、辛く過酷な現実が今までもこれからも残っていくという証にもなってしまう。

そのことを、日本のみんなが、どれだけ頭を使って、相手の立場になって、感じ得ることが出来るのだろうか


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百年碑はとても素晴らしいけれども、この先に見える「宮城県の湘南」と呼ばれた海の間近には、まだまだ瓦礫の山が残っています。

全国での瓦礫処理の引き受けや、地場の方々の仕事を確保するため(と言っても、瓦礫処理の仕事では、終わってしまえば職を失うことになるので、地場の方々の将来への不安の1つでもありますね)とメディアで情報が混乱した2012年の初夏頃が終わってしまえば、瓦礫もみんなの記憶から風化してしまったでしょうか?

みなさんが予想する以上に瓦礫は膨大な量なので、どこどこ県が引き受けてくれたから、すぐに処理が終わるものではありません。

それを、日本のみんなは、どれだけわかっているのだろうか。


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力仕事系のボランティア公募が終わったから、被災地の土地は綺麗になったのか?

そんなわけがないんですよね。


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まだまだ、たくさんの、あの日までの生活用品が土地に残っています。

地場の方々が、瓦礫・生活用品処理のお仕事をされているので、力仕事系のボランティア公募がなくなっただけの非常に単純な話であることを、みんなはどれだけ頭を使って考えているだろうか。


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震災当初、報道でいろんな風景があがってきていましたが、報道であがらなくなったらもう大丈夫になったわけがないんです。

今も、こうして道路はあの日のまま寸断されています。

人の力のボランティアで何とかなることではないので、業者さんが修繕してくれていますが、東北3県が全て同じような状況なので、人手が不足し遅れている地区もあるということを、頭を使ってわかってくれているだろうか?


風化とは、報道であがらなくなったから、するもの・していいものではなく

みんな、それぞれの「気持ち」や「頭を使って考えてみる」

で、防げることなんだと思います。


報道であげてくれればいいのに・・・の受け身でいることしか出来ないことではないんですよね。

あんまり報道で辛い現実の光景をあげないのは、被災された方々のPTSDに配慮しているという部分も大きいのです。

報道が悪いわけではなく、日本人わたしたちが「考えて、自分にも出来ること・忘れないこと・そしてまた考えること」が、一番風化しないことになるんじゃないかなと考えています。


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裏から撮影させていただきましたが、おそらく、庭石だったのではないか?と思われるこの石には、名前が書かれているものもありました。

家が流されてしまったけれど、庭石だけでも残ったのであれば・・・といった方々が、たくさんいらっしゃいます。


震災からもうすぐ2年。


みなさんが3連休楽しかったな♪明日からの仕事だるいなー↓と感じている今日は。


月命日となります。


何かを感じていただけたようでしたら、ぜひ、お休みになる前に、百年碑を思い出して、お家で黙祷や哀悼を捧げてみてくださいね。
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